違いはあるの?がん保険と医療保険のがん特約を徹底比較

2016年8月4日
医療保険
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医療保険に入っているから、がん保険には入らなくていいのでは?と、その違いがよくわからず知りたいという方も多いのではないでしょうか。

「よくわからないけど、不安だから取り敢えず入っておこう」というのも一つの選択ですが、出来れば保険料は抑えたいですよね。

今回は医療保険とがん保険の違いをご説明いたします。両者の違いを理解したうえで、両方入るほうが良いのかの判断材料にしてください。

※保険商品によって内容が変わりますので、保険にご加入する前に詳細をご確認ください。

1.医療保険とがん保険の違い

医療保険とがん保険の違いは、「給付の対象となるのが『がんだけ』なのか『(がんを含む)病気やケガ』なのか」ということです。

医療保険 がん保険
入院 日数制限あり 日数制限なし
手術
放射線治療
抗がん剤治療
通院
先進医療
がん診断一時金

どんな場合に給付がでるのかについては、医療保険は「病気・ケガに対する入院・手術を受けた場合に給付金がもらえる」内容になっており、

がん保険は「がんに対する入院・手術はもちろん、診断給付金や放射線治療・抗がん剤治療など多岐にわたる治療や通院に対しても給付金がもらえる」内容になっている保険商品が多いです。

ただ、医療保険・がん保険ともに、どの保険会社のどの保険商品を選択するかによって保障内容が大きく変わります。
そこで、医療保険とがん保険の違いとしては、最初にお伝えしました「がんだけなのか、(がんを含む)病気やケガなのか」というポイントを押さえてください。

がん保険の特徴は、「がんについての様々な治療に対して給付金がでる」ということですが、様々な治療は行われるか行われないかはその時になってみないとわからないもの、ともいえます。

ただ、唯一確定していることは「がんの治療は、がんにならない限り行われない」ということです。

このように考えると、がん診断一時金特約のような、がんと診断された場合に「必ず受け取れる給付金」と、入院や三大治療その他の「もしそうなったら受け取れる給付金」、どちらの方がより有効な備えかという判断になります。

2.がん保険の特徴

2-1.がんについての様々な治療に対して給付金がでる

がん保険の最大の特徴は、「がんについての様々な治療に対して給付金がでる」という点です。
がんで入院した場合、通院した場合はもちろん、いわゆる「三大治療」と呼ばれる「手術・放射線治療・抗がん剤治療」の場合にも給付が出る内容の保険商品が多いです。

また、がんが進行して末期を迎えた際の「終末治療」や痛みを和らげるための「緩和ケア」を受けた場合にも給付が出る、なんて保険商品もあります。

給付金が出る主な治療
・三大治療
・緩和ケア
・週末治療

2-2.一般的な医療保険よりも給付要件が緩和されている

給付を受けられる要件についても、一般的な医療保険よりも緩和されているケースが多いです。
例えば、放射線治療について給付金が出る要件が、医療保険では放射線の線量がある一定数値以上ないと出ないという場合もありますが、がん保険では線量の制限を撤廃している保険会社が多いです。

入院についてはどんなに長く入院してもずっと保障してくれたり(日数制限がない)、通院も年間120日までは保障があったり(3日に1回以上の頻度で通院しない限り、限度日数をオーバーしない!)、まさにがんという病気に特化したスペシャリストといった感じですね。

医療保険よりも給付要件が緩和されている主な例
・放射線治療に制限がない
・入院日数制限がない
・通院が年間120日まで保証

3.医療保険でもがんにも備えられる方法

がん保険は、がんという病気に特化した「スペシャリスト」としての保険だ!という印象になったのではないでしょうか。
やっぱりがん保険は必要なの?と判断する前に、医療保険でもがんに備えられる方法をご紹介します。

医療保険でも十分にがんに対する備えとしてカバーできると考えます。

理由は、医療保険・がん保険に関わらず、そもそも「医療費の備えとして保険が必要なのか?」という点です。

日本では病気やケガの治療費が高額になった場合、高額療養費により自己負担金額が抑制される制度があります。

一般的な収入の方ですと、月額約9万円程度が自己負担金額になるように設計されています。

当然、がんという怖い病気に罹った場合でも、自己負担の額は同様になります。

ただし、入院した際にご自身の希望で個室等に入った場合にかかる「差額ベッド代」や、自由診療(公的医療保険制度で認められていない医療行為)の治療を受けた場合の費用など、先程の高額療養費の枠外の費用についての不安をどのように解消するかがポイントになります。

そこで、医療保険にがん診断一時金特約などの「がんと診断確定された場合に一定額の給付を行う」という特約を付帯することである程度問題はは解消できるのではないでしょうか。

医療保険でがんに対する備えをカバーする一つの考え方としては、下記のようになります。

(1)様々な治療の前提には「がんと診断されていること」があり、その場合に受け取るまとまった給付金を想定外に掛ってしまった「健康保険適用外の様々なコスト」の補てんする。
(2)健康保険等の公的医療保険制度でカバーできる医療費負担は、上限が設定されているので医療保険の入院・手術の給付金の範囲である程度カバーする。

4.がん保険と医療保険、どちらに加入するか迷った時の選び方

4-1.がん保険の加入をおすすめするパターン

がんの時にお金の心配を全くしたくないという方は、医療保険とは別にがん保険に加入した方がよいでしょう。

がんの時のお金の心配とは、治療だけとは限らないですよね。がんの治療が長引けば、お仕事を長期間休まなければいけないかもしれません。

小さなお子さんがいらっしゃる家庭の主婦(夫)であれば、家事労働の担い手がいなくなるという事態になってしまいます。

純然たる治療費以外の支出の増加や収入の減少に備えるには、治療費を如何にまかなうか以外の視点も重要になります。

「お金の心配をせずに治療に専念したい!でも潤沢な預貯金があるわけではない…」という方は、がん保険の加入を検討してみてください。

4-2.医療保険の特約をおすすめするパターン

コストをある程度抑えて合理的に備えを考えたいという方は、医療保険の特約を活用した方がよいでしょう。

先程とは逆で、治療費をある程度カバーできれば十分だと考える方は、医療保険の特約を活用することがおすすめです。
内容にもよりますが、医療保険とは別にがん保険に加入することは、家計にとっては毎月のコストアップになります。

がん保険といってもカバーしてくれることは「がんになったときの経済的な備え」になりますので、家計の中の保険料をコストダウンして、浮いたお金を貯蓄に回して「もしもの事態」に備えるということも一つの選択肢ですね。

「浮いたお金を貯蓄して、お金のアクシデントに強い家計を作る!」ということにコミットできる方であればおすすめです。

まとめ

がんに限らず、病気やケガというアクシデントは突発的に起こるものです。そのために多くの方が、医療保険やがん保険に加入しています。

ただ、不測の事態に備えるコストとして無限に保険料を支払うことはできませんよね。

がんという大病に罹ったときに治療費以外のポイント(収入や支出の変化など)を踏まえて「自分にはどの程度の保険が必要なのか?」を考えるには信頼できるFPにご相談されるのが近道だと思います。

著者:小川 哲朗(スマートプランニング株式会社)

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