定期保険を理解して少ない保険料で大きな保障を得よう!

2015年4月24日
生命保険
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保険って複雑で、定期保険と聞いてもどういう保険だかピンとこないという方も多いのではないでしょうか。実は定期保険こそが保険の原型と言え、しっかりと理解して加入をすると、少ない保険料で大きな保障が得られるのです。今回は定期保険について徹底解説をしますので、しっかりと理解をして大きな保障を得ましょう。

1. 定期保険とは

定期保険とは、「ある一定期間のみ保障を準備する保険」と言えます。
一定期間というのは、例えば10年20年といった年数で設定をするか、もしくは60歳70歳という年齢で区切る方法とがあります。

1-1. 定期保険は子育て世代に好まれる

定期保険が好まれて使われる場面としては、子育て世代で子供が大きくなる年齢(多くの場合社会人になる)までかけておくということが多いです。
30代の子育て世代で奥様はまだ子育て真っ盛りで働きにもいけず、住宅ローンも組まず賃貸暮らし。こういったご家庭で万一主たる稼ぎ手が亡くなってしまう様なことがあった場合、家族は路頭に迷ってしまう可能性が出て来てしまいます。
※住宅ローン組んだ際に団体信用生命保険に入っていれば通常住宅ローンの支払いが不要となり住宅が手に入ります。

こういった万が一の際のリスクを回避するため、子供が大きくなる年齢まで稼ぎ手に保険をかけておき、社会人になった後にはその保険を解約するというのは非常に合理的な考えといえます。
子育て世代の保障は、子供が産まれたてから計算しても22年(四大卒)を基準とすることが多く、期間は限定的です。ですが必要とする保障額は高額となるケースが多く、この必要な保障額を養老保険や終身保険でまかなおうとすると、支払い保険料がかなり高額になってしまいます。
その点多くの場合掛け捨てで設定されている定期保険(最近良く売れるのは収入保障保険)は安い保険料で大きな保障を得ることができるので、効果的に保障を備えることが可能となります。

1-2. 一定期間の借入金返済に備える

その他の事例としては、あまり多くはありませんが、一定期間(長くても10年程度)の借入金返済の備えに使われることがあります。10年間の借金をしてその間の返済が月に10万円、そうすると10年間で1,200万円返すことになりますが、もし亡くなってしまった場合に返済金が残ると遺族が困るので、その間だけ保険に入っておくという使い方もあります。

2. 定期保険の仕組み

定期保険と仕組みとしては、加入時から「何年間かけるか」と「何歳までかけるか」という2パターンの入り方があります。

何年の方は、仮に30歳で加入した場合、10年・20年・30年・40年といった風に年数で区切る方法です。
一方何歳の方は、仮に30歳で加入した場合、40歳・50歳・60歳までといった風に将来の年齢で区切る方法です。
年数と年齢と、それぞれの設定条件については保険会社によって違いますのでその点は個別に各保険会社にご確認ください。
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3. メリット・デメリット

3-1. 定期保険のメリット

定期保険のメリットは、安い保険料で高額な死亡保障を準備できることです。例としまして、30歳男性が60歳満期になる死亡保障2,000万円の定期保険に加入したとします。その場合の保険料は某社で月3,560円です。60歳の満期時には何も返ってこない掛け捨てとなります。一方、同じ条件で満期保険金のある養老保険に加入していたとした場合、同じ某社で月49,520円となります。なんと14倍も高くなります!養老保険は60歳満期時に死亡保障と同額の2,000万円が受け取れますので、亡くなっても亡くならなくても、どちらにせよ2,000万円受け取ることができます。ただし、かなり保険料が高くなることは覚悟が必要ですね。

3-2. 定期保険のデメリット

デメリットは、通常はかけすてで、満期時及び中途解約時に返戻金がないか非常にすくない点にあります。

4. 定期保険はきっちりと理解をして加入することが大切

掛け捨てであるので、いくら支払っても貯まることはありません。貯蓄性があればまだ支払った保険料が戻ってくるということで誤魔化せるかもしれませんが、掛け捨ての保険では何もなければ読んで字の如く掛け捨てて終わりです。ですから定期保険加入の際は、必要な保障を必要な金額だけ準備するというのが最も無駄のない加入の仕方となり、活かされる入り方と言えます。必要以上に多く加入しても、得策とは言えません。

5. 注意して加入したい定期保険特約付終身保険

国内の保険会社が多く販売してきたのが「定期保険特約付終身保険」です。たいていの場合ごく僅かな終身保険(50万や100万程度)に定期保険特約が乗っかっています。そしてこの定期保険が更新型である場合が多く、10年~20年くらいで更新されることが良く見受けられます。

注意点としては2点あり、一つは更新について。特約満期時には再度満期時の年齢で保険料が計算されるので、同条件で継続しようと思うと、まず間違いなく保険料が高くなると思って間違いありません。二つ目は、掛け捨て部分と貯蓄部分の比率について。名称に終身保険と入っているのでさぞ貯蓄性が高いのかと思いきや(通常終身保険は貯蓄性が高い)、僅かな終身保険部分では大した貯蓄性は見込めず、結局のところ、保険料の大半(90%以上)は掛け捨てというのは良くあることです。この点を誤解なく見極めて加入する必要があると言えます。

6. 定期保険と名のつく保険の比較と違い 逓減定期 長期定期等

6-1. 逓減定期保険

逓減定期保険は、一定期間毎に保険金額が逓減(減って)いく保険です。はじめの保険金額から、一定の期間一定の割合で保険金額が減少していく保険です。加入当初の必要保障額が最も高く、そこから段階的に必要保障額が減っていく際に準備するのに適した保険といえます。

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6-2. 長期定期保険

長期定期保険は、保険期間の長い定期保険のことを指します。最大の特徴は保険期間が長くなることで責任準備金が多く必要となり、その結果満期時には掛け捨てとなるものの、ある期間においては解約返戻金が発生するという現象が発生します。場合によっては返戻率が100%を超えることもあります。

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7. 定期保険人気ランキング2015

一番人気はメットライフ生命の「スーパー割引定期」です。健康体にあてはまると最大で25%の割引適用となり、かなり保険料が安くなります。

二番人気はオリックス生命の「ファインセーブ」です。健康体割引等はないものの、標準的な健康状態では保険料が安く、お手頃価格で加入ができます。

まとめ

  • 定期保険の最大の魅力は「少ない保険料で大きな保障を得られる」点にあります。
  • 掛け捨てだからこその最大のメリットでもあり、これぞ生命保険の原型と言えます。
  • ただし掛け捨てが基本となり必要な保障以上に加入しても無駄になってしまうので、必要保障額を正確に算出して加入することが大切と言えそうです。

筆者:甲斐優(合同会社甲斐FP事務所 代表)

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