契約解除されることも!注意すべき生命保険の告知義務違反

2017年2月14日
生命保険
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生命保険 告知義務違反

生命保険には「告知義務」と呼ばれるルールがあることをご存じでしょうか?

保険会社と契約し、生命保険に加入する際には、被保険者となる人の情報を正確に伝えなければなりません。
これを告知義務といいます。
この手続きをおろそかにしてしまうと、保険契約そのものが解除されてしまう可能性があります。

つまり告知義務は、保険に加入する際の基本的で大切なルールだといえるのです。

必要な保障を得るための最初のステップとして、告知義務違反について覚えておくことは大切です。
生命保険の加入を考えている人は、重要な知識としてきちんと把握してください。

1.生命保険の告知義務とは

1-1.告知義務と告知義務違反

生命保険に関わらず医療保険等、カラダに関する保険へ加入する際は、告知書の記入や保険会社嘱託の医師や看護士が行う健康診断において、ご自身の情報をきちんと伝えなければなりません。
これを「告知義務」と呼びます。

病歴を隠したり、職業を偽ったり、事実と異なる告知をすることを「告知義務違反」といいます。

1-2.告知書の内容例

告知書では、下記のような質問がされるのが一般的です。
基本的に告知書の内容は、どの保険会社の商品でも、同じような内容となっています。

一般の保険の告知内容例
1. 最近3ヶ月以内に、医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがありますか。
2. 過去5年以内に病気やケガで初診日から最終受診日まで7日以上の期間にわたり、医師の診察・検査・治療を受けたこと、または7日分以上の投薬を受けたことがありますか。
3. 過去5年以内に、病気やケガで手術を受けたことがありますか。
4. 今までに「がん」または「上皮内がん」と診断されたことがありますか。
5. 過去2年以内に健康診断・人間ドック・がん検診を受けて、要再検査/要精密検査/要治療を指摘されたことがありますか。
6. 現在、以下①~③のいずれかがありますか。
①視力・聴力・言語・そしゃく機能の障がい
②手・足・指の欠損または機能の障がい
③背骨の変形または障がい

上記のような質問が書かれており、はい/いいえ形式で答えます。
はいと答えた場合には、さらにその疾病等に関する詳細情報を記入します。

2.告知義務違反をするとどうなる?

2-1.契約が解除され、給付金も支払われない

保険の告知義務はきちんと法律として存在しています。

保険法第55条によると「保険者は、保険契約者または被保険者が、告知事項について、故意又は重大な過失により事実の告知をせず、又は不実の告知をしたときは、生命保険契約を解除することができる」とあります。

第55条(告知義務違反による解除)

1.保険者は、保険契約者又は被保険者が、告知事項について、故意又は重大な過失により事実の告知をせず、又は不実の告知をしたときは、生命保険契約を解除することができる。

2.保険者は、前項の規定にかかわらず、次に掲げる場合には、生命保険契約を解除することができない。
一:生命保険契約の締結の時において、保険者が前項の事実を知り、又は過失によって知らなかったとき。
二:保険媒介者が、保険契約者又は被保険者が前項の事実の告知をすることを妨げたとき。
三:保険媒介者が、保険契約者又は被保険者に対し、前項の事実の告知をせず、又は不実の告知をすることを勧めたとき。

3.前項第2号及び第3号の規定は、当該各号に規定する保険媒介者の行為がなかったとしても保険契約者又は被保険者が第1項の事実の告知をせず、又は不実の告知をしたと認められる場合には、適用しない。

4.第1項の規定による解除権は、保険者が同項の規定による解除の原因があることを知った時から1箇月間行使しないときは、消滅する。
生命保険契約の締結の時から5年を経過したときも、同様とする。

たとえば、慢性C型肝炎で通院していたことを隠して保険契約をし、契約後1年目に慢性C型肝炎を原因とする肝がんで死亡した場合、死亡保険金を受け取ることができず、契約も解除され、それまでに支払った保険料も戻ってきません。

ただし、慢性C型肝炎と全く因果関係のない交通事故等で死亡した場合には、死亡保険金を受け取れます。

2-2.契約が解除されないケース

保険外交員や営業担当者が「いいえ に丸をつけてください」などと、告知を妨げた場合や事実とは異なる告知をすすめた場合、保険会社は契約を解除することができません。

たとえ、そのようにそそのかされたとしても、必ず正しく、事実をありのまま記入するようにしましょう。

3.告知漏れに気づいた場合の対応

告知義務違反をするつもりはなくても、あとになって必要な情報を記載していなかったことに気づく場合があります。
そのときは生命保険会社に連絡して、改めて告知をし直しましょう。

もし、告知後すぐに気づき、入金手続きが済んでいない場合には、「追加告知」を行うことが可能です。
追加告知の場合、告知漏れをしてしまった項目のみの告知をすることができます。

4.告知義務違反に関する注意点

4-1.告知義務違反をしても2年経てばいいわけではない

「契約から2年間何事もなく過ごせれば、告知義務違反をしても保険会社は契約を解除できない」と聞いたことがあるかもしれません。

しかし実際には、2年以内に保険金や給付金の支払いがある場合、または保険料を免除してもらっていた場合には、2年経過後であっても保険会社は契約解除できます。

4-2.唯一、告知が不要な無選択型タイプの保険

無選択型保険は、告知や医師の診査が不要なので、基本的には誰でも加入することができる保険です。

保険金に制限があり、契約から2年以内に病気で死亡した場合、保険金はそれまでの払込保険料相当額となったり、そうでない場合でも死亡時の保険金額が最大数百万円程度など、大きな保障は期待できません。
また、持病は対象外などの条件がつきます。

5まとめ

保険会社は、告知された情報が正確であるということを前提に審査を行います。
その内容を偽るということは、契約の根幹に関わる重大な問題であることを覚えておきましょう。

故意に告知義務違反をしてはいけないのは当然ですが、そんなつもりはないという人も、知らずに告知義務違反になってしまうこともあります。
告知の際は、しっかりと手続きを行いましょう。

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