加入前に要確認!ドル建て終身保険のデメリットと注意点

2016年8月29日
生命保険
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ドル建て終身保険 デメリット

ドル建て終身保険はどのようなものなのか、気になっている方も多いのではないでしょうか?

超低金利と言われている今、ドル建ての保険商品にも注目が集まっていて、加入者も増えています。
ドル建て終身保険は日本円の金利よりも、高い金利の外貨で運用をするため、貯蓄性に有利であったり、予定利率が高く設定されているため、保険料が安いというメリットがあります。

しかしデメリットもあるため、その仕組みや中身が分からないまま、加入してしまうのは危険です。
リスクのある商品だからこそ、仕組みや特徴・デメリットもしっかりと理解した上で、加入したいものです。

今回はドル建て終身保険とはどのようなものなのか、仕組みや注意しておきたいこと、選ぶ際のポイントなどをご紹介いたします。

1.ドル建て終身保険とは

ドル建て終身保険とは、加入者が支払った保険料を保険会社がドルで運用して積み立てていく保険です。
保険の機能としては、通常の終身保険と同じく、保障が一生涯続きます。

ドル建ての保険は円建てのものと比べて、予定利率が高く設定されていますので、「貯金を増やしたい」「日本の銀行は利息がほとんどつかないので預けておくのはもったいない」と感じている方に人気があります。

1-1.ドル建て終身保険の利率

ドル建ての保険は円建てのものと比べて予定利率が高く設定されているのが大きな特徴です。

予定利率とは、簡単に言えば契約者に約束する運用利回りと思っていただければイメージできると思います。
そして、この予定利率が高い保険は、契約者にとって条件のいい保険といえます。

具体的には、同じ金額の死亡保障に加入するのに、円建てよりドル建ての方が安い保険料で加入することができるのです。

では、なぜドル建ての保険は予定利率が高いのでしょうか。
そのことを理解するために、ドル建て終身保険の中身を見ていきましょう。

1-2.ドル建て終身保険のしくみ

円建ての保険は日本の国債などで運用されているのに対して、ドル建て終身保険の中身はアメリカの公社債などを中心として運用されています。

ドル建て終身保険 デメリット

ドルで運用するので、敷居が高く感じるかもしれませんが、このような中身のため、低金利の日本円で運用されている保険よりも予定利率が高い保険になります。

保険料の支払いや保険金の受取りは、日本円でもドルでも大丈夫な商品がほとんどです。

2.ドル建て終身保険のデメリット

ドル建て終身保険は「予定利率が高い」「保険料が割安」「為替差益がプラスされることもある」「資産を分散できる」などメリットも多く、魅力のある商品です。

しかし、いくつか注意しておきたい点もあります。
外貨建てならではの注意点やデメリットをよく理解しておくことも大切です。

2-1.為替リスクがある

ドルで運用するため、為替リスクがあります。
保険の場合は、保険金を受け取る時に、為替が円高になると、受け取る金額が減ることが一番のデメリットです。

ある保険商品を具体例でご紹介します。
死亡保険金額80,000ドルのドル建て終身保険を120円/ドルの時に加入すると保険料は42,018.40ドルです。

ドル建て終身保険 デメリット

20年後の解約返戻金は、ドルベースでは51,580ドルとなり大きく増えます。

しかし、その時の為替レートが1ドル90円だとすると、実際には円ベースでは4,642,200円となり、加入時に支払った保険料5,042,208円から約40万円も減額することになります。

もちろん逆に受取時に円安(1ドル150円など)になっていれば、受取金額が大きく増えることになります。

為替リスクがメリットになるかデメリットになるかは、受取時に金額が確定するまで分からないという特徴がドル建ての保険にはあります。

2-2.為替手数料がかかる

保険料や保険金・解約返戻金の受け渡しの際に、ドルから円、円からドルへ両替をしたときには、為替手数料がかかります。
これは円建ての保険にはないコストとなるので、注意が必要です。

2-3.将来受け取ることができる金額が変動する

ドル建て保険は為替変動によって支払う保険料や受け取る保険金額が大きく変わるのが特徴です。
この点が外貨投資経験のない人にとっては、非常にわかりにくく感じる点ではないでしょうか。

将来への備えとしてドル建て終身保険を検討している場合、為替の変動も考慮して加入しましょう。
また、ある程度の保障は受け取り金額が確定した商品を選び、+αとしてドル建て終身保険を利用するのも一案です。

3.ドル建て終身保険を選ぶ際のポイント

ドル建ての保険は、円建てにはない特徴・リスク・手数料がかかります。

しかしながら、やはり「予定利率」の高さは大きな魅力です。
加入時にチェックしたいポイントをご紹介させていただきます。

3-1.予定利率

予定利率の高さがドル建ての大きなメリットとなりますが、保険商品によって予定利率は変わってきます。

商品毎の予定利率を比較して、具体的に何年後にドルベースでいくら増えるのかは商品選びの大きなポイントです。

3-2.為替手数料

保険商品によって為替手数料は異なります。
1ドルにつき1銭(0.01円)や50銭(0.5円)と大きな差を感じないかもしれませんが、両替の度に発生するコストなので、長期的にみると大きな影響があります。

各保険商品の為替手数料を比較してみましょう。

3-3.保険金や解約金の据え置き

ドル建て終身保険は、保険金や解約金の受け取り時に為替の影響を大きく受けます。

しかし、保険金受取時に、円ではなくドルで受け取り、そのまま銀行にドルで据え置いておき、為替を見ながら円に変換(円安時に円に変換)することができれば、為替リスクを回避することも可能となります。
ドルで保険金や解約金を受け取ることができる商品か確認しましょう。

4.まとめ

ドル建ての保険は、円建てにない特徴やリスク・手数料がかかります。

しかし、予定利率の高さは今の日本の保険の中では、魅力的です。

保険以外にも外貨投資商品はたくさんありますので、そういった商品とも比較しながら、商品を選ぶ際には、保障目的なのか、投資目的なのか、何のためにドル建て終身保険を検討しているのか、その目的を明確にしておくことが大切です。

外貨建ての商品は仕組みが難しいように感じますが、それぞれの商品の特徴をよく理解し、自分のニーズに合った商品を選びましょう。

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やはり対面でプロから直接教えてもらうと、様々なことに気づいて、本当に自分に合った保険が選べますし、保険料が安くなることも多くあります。

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