貯蓄・投資目的の方必見!豪ドル建て保険の基礎知識

2016年10月31日
生命保険
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豪ドル建て 保険

豪ドル建て保険や外貨建て保険という言葉は聞いたことがあるけれど、どのような保険なのか、詳しく知りたい方も多いのではないでしょうか?

外貨建て保険は運用性が高く、保険ではなく資産形成の一部分を担うものともいわれています。
それは、低金利どころかマイナス金利時代に突入した円よりも、外国の通貨の利率が高いためです。
そのため、割安な保険料で高い保障を得ることができるとされており、高い利率に着目した外貨建て保険が近年注目を集めています。

扱っている通貨の種類も米ドル、豪ドル、ユーロ…と複数の商品があり、外貨建て保険の選択肢も増えてきています。
適切に商品を選択するためにも、外貨建て保険の仕組みや特徴をしっかり押さえておきましょう。
加入を検討されている方は必読です!

 1.外貨建て保険とは

米ドル、豪ドル、もしくはユーロなど、日本の通貨である円以外で運用する保険の総称を外貨建て保険といいます。
ここではドル建て(豪ドル)保険を例に挙げて、ご説明いたします。

1-1.ドル建ての特徴

ドルは円よりも利率がよく、高い運用益が期待できる一方、換金時の為替リスクがあります。

ただし、ドルは世界の主軸通貨ですので、換金にこだわらず、ドルで保有しておくという選択肢もあります。
複数の通貨を保有することは資産分散という点からもメリットがあります。

 1-2.円とドル、通貨による違い

円とドルの利率が異なるように、通貨ごとに予定利率は異なります。
また、円をベースに保険に加入する以上、その通貨と円の為替ルートが受取額に影響を及ぼします。

現状は米ドルや豪ドル、ユーロなど、ニュースや新聞でよく見る通貨が外貨建ての主流です。
投資信託に新興国向けの商品が多くあるのとは違いますね。

新興国の多くは高い利率を誇りますが、その国の信用度が低いという「カントリーリスク」があります。
その点ではドルが主流の外貨建て保険はリスクが小さい運用商品といえるかもしれません。

 ※カントリーリスクとは
その国の事情や社会情勢によって生じるリスクのことで、このリスクにより収益を損なってしまうことがあります。

 2.豪ドル建て保険とは

意外と多い豪ドル建て保険ですが、豪ドルはもともと高金利の通貨として人気があったため、「外貨建て保険ならば豪ドルがいいらしい」という認識をお持ちの方も多いかと思います。

豪ドルは、リーマンショック時に大きなダメージを受け利率が低下しました。
そのため一時期は人気が急落しましたが、現在では金利も回復してきており、保険商品も一定数販売されています。

オーストラリアは金、石炭、鉄鉱石など天然資源が豊富な国であり、輸出や天然資源の採掘量等に為替が左右されやすい特徴があります。
その点は為替リスクが高いといえるため、購入の際は経済状況をよく見極めて選ぶことをおすすめします。

 3.豪ドル建て保険にはどんな商品がある?

豪ドル建て保険は主に終身保険と個人年金保険に分けられます。

3-1. 豪ドル建て終身保険

終身保険として死亡保障に貯蓄性がつくなど、基本的な機能は同じです。
更に運用利率がいいので、円建ての終身保険よりは保険料が割安です。
終身保険といえば保険料が高い保険の代表のため、保険料が抑えられるのはポイントが高いですね。

3-2. 豪ドル建て個人年金保険

こちらも基本的な機能は円建てのものと変わらず、5年や10年、15年など一定期間後に保険金を受け取る、というものが一般的です。
もともと、個人年金の商品を選ぶ基準は「利率」が大きなウエイトを占めるものなので、利率の高い外貨建ては人気が多いです。

ただし、運用性が高いため個人年金保険料控除が使える商品は少ないです。
個人年金保険料控除がないので悪いというわけではなく、控除がない点を補う利率があるならば、問題ないからです。
どうしても控除も利用したいならば、円建ての個人年金保険で生命保険料控除を適用しつつ、外貨建ての個人年金保険にも加入するという方法もあります。

 

 

4.外貨建て保険のリスク

4-1.加入者へのリスク

4-1-1.為替リスク

米ドルや豪ドルで運用したものを円に換算する際は、為替リスクが発生します。
当初より円の価値が高く(円安時)なれば、メリットがありますが、円の価値が下がって(円高時)しまうと、例え運用益があったとしても、換算額は少なくなってしまいます。

例えば、加入当初は1ドル100円で、100円を1ドルに換算し、運用によって1ドルが2ドルに増えたとします。
しかし、増えた2ドルを円に換算しようとしたとき、為替が1ドル200円になっていれば、円は100円しかもらえません。
こういったリスクを「為替リスク」と呼びます。

 

4-1-2.手数料がかかる

また、換算時はその度に手数料がかかります。
これは円を外貨に換算する時と、外貨を円に換算する時の両方に発生します。

為替手数料は取扱期間によって差があります。
手数料はいくらなのか、もしくはどのようにして決まるのかを事前に確認しておきましょう。

 

4-2.保険会社へのリスク

保険会社のリスクは加入者に直接的に影響を及ぼすものではありませんが、「終身」や「個人年金」など保険期間が長期に渡る保険に加入するならば、会社の財務健全性は重要視したいポイントです。
何十年後の支払い時、会社の経営基盤が揺らいでいたら、保険金の受取りに影響が生じる可能性が出てくるためです。

 

4-2-1.外貨建て保険と責任準備金

運用利率がいい外貨建て保険特有の注意点として、責任準備金が少ないということを知っておきましょう。

責任準備金とは将来の支払いに備えて保険会社が積み立てるお金のことで、積立額が小さければ運用に回せるお金が増えることにつながるため、保険会社としては嬉しいことです。

利率が良い外貨建て保険は、責任準備金の額が少なくて済みます。
しかし、経済状況の変化で利率が悪くなると、責任準備金も増やさなければならず、保険会社の財務を圧迫する可能性があります。

 

4-2-2.保険会社の為替リスク

特に運用性が高い外貨建て保険では、保障よりも運用利率や貯蓄性を重視した加入者が多いです。
そのため利率が悪くなると、すぐに他の商品に乗り換える人が多いとされています。

通常の保険ならば、経済状況が悪化しても解約者が急増することは考えにくいですが、運用性を重視したドル建て保険やユーロ建て保険の場合は、解約者が増えることが予想されます。
なので解約者が急増すると、解約返戻金や満期金などの現金を大量に用意する必要があるため、保険会社の財務が悪化する恐れがあります。

 

 

 

5.まとめ

外貨建て保険と一言でいっても、米ドル建て保険や豪ドル建て、ユーロなど複数の通貨が存在し、それぞれ利率や通貨の特徴があります。

また外貨建て保険は終身保険や個人年金保険などが主な種類です。
終身型の外貨建て保険には死亡保障がありますが、基本的には運用性が重視されます。

運用性については利率の高さが魅力ですが、運用性が高いがゆえの注意点もありますので、おさえておきましょう。
それぞれの特徴を理解し、他の運用商品や保険会社の財務健全性を比較検討して加入するようにしましょう。

 

 

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