会社にも従業員にもうれしい!拠出型企業年金保険のメリット

2016年7月20日
法人保険
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拠出型企業年金保険 メリット

経営者の方たちは経営活動の一環として、福利厚生を充実させるための「企業年金選び」にも日々迷われているのではないでしょうか?

まだ知名度は低いですが、企業年金保険の1つとして「拠出型企業年金保険」というものがあります。
実はこの保険には、契約者である企業・団体と加入者である従業員の両方にメリットがあるのです。

今回は「拠出型企業年金保険」を活用するメリットを、契約者側と加入者側の両方の視点から紹介していきたいと思います。

1. 拠出型企業年金保険とは

拠出型企業年金保険とは、加入者が自分で掛金を負担して積み立てていく「自助努力型」の団体年金保険です。

拠出型企業年金保険では企業や団体が契約者、そしてそこで働く従業員や役員が加入者となります。

企業年金のなかでもまだ比較的マイナーな存在であり、よく「確定搬出年金」と混同されがちなので、間違えないように覚えておきましょう。

2. 拠出型企業年金保険のメリット

拠出型企業年金保険には、契約者である企業・団体と加入者である従業員・役員の両方にメリットがあります。

2-1. 契約者(企業・団体)にとってのメリット

2-1-1. ほかの企業年金のような負担が少ない

拠出型企業年金保険では加入者である従業員自身が保険料を負担するため、ほかの企業年金のように企業が保険料を負担しなくて済みます。

多くの拠出型企業年金保険では掛金を一口1,000円、もしくは10,000円に設定していて、加入者が自由に選べるようにしています。

2-1-2. 福利厚生を従業員に提供できる

拠出型企業年金保険に加入すれば、それを福利厚生のひとつとして従業員に提供することができます。

求人広告に拠出型企業年金保険に加入していることを記載しておけば、応募者数の増加にも期待できるかもしれません。

2-2. 加入者(従業員・役員)にとってのメリット

2-2-1. 着実に積み立てができる

拠出型企業年金保険の掛金は、毎月の給与から一定額が自動的に天引きされるため、無理なく少しずつ積み立てをすることができます。

2-2-2. 有利に運用できる

拠出型企業年金保険の予定利率はほかの団体年金保険と比べると高く、1.25%~1.7%程度となっています。
ただ年金の積み立てができるだけでなく、資産運用の方法としても役に立つのです。

2-2-3. 保険料の優遇措置がある

拠出型企業年金保険の加入者が負担した保険料は「保険料払込期間が10年以上」などの一定の条件を満たせば「個人年金保険料控除」の対象になります。

個人年金保険料控除の控除額は、所得税が40,000円、住民税が28,000円です。
(条件を満たしていない場合は「生命保険料控除」の対象となります)

2-2-4. 退職をしても年金資産の持ち運びができる

拠出型企業年金保険は払込期間中に退職などの理由で解約した場合でも、積立金を一時金としてすぐに受け取ることができます。

企業年金のなかには満期を迎えるまで一時金を受け取れないものもあるので、この点は大きなメリットであるといえるでしょう。

3. 拠出型企業年金保険のデメリット

3-1. 契約者(企業・団体)にとってのデメリット

契約者である企業や団体にとって、拠出型企業年金保険にはこれといったデメリットはありません。

ただし、加入者にとってはいくつかのデメリットがあるので、経営者は事前にどのようなデメリットがあるのか把握しておきましょう。

3-2. 加入者(従業員・役員)にとってのデメリット

3-2-1. 事務手数料がかかる

契約者である企業・団体にとって拠出型企業年金保険の各種手続きにはコストがかかるため、従業員や役員が払う掛金の一部を事務手数料にあてることになります。

事務手数料は団体ごとに自由に決められますが、掛金の2~3%程度が目安となっています。

そのため、もし加入してから積立金が掛金を上回るまでの間に解約(脱退)をすると、元本割れを起こしてしまうことになるので注意が必要です。
(解約自体に費用はかかりません)

3-2-2. 積立金が掛金を超えるまでの期間が長い

多くの拠出型企業年金保険では、積立金が掛金を超えるまでに10年以上の期間を要します。

拠出型企業年金保険は老後の生活に備えることを目的とした団体年金保険なので、一度加入したら満期まで積み立てを続ける努力をしましょう。

3-2-3. 積立金の払出しができない

途中で解約した場合でも積立金を受け取れると先ほど説明しましたが、加入している限りは積立金を払出しすることができないため、注意が必要です。

もし急な出費が発生して積立金を手元に戻したくなった場合には、やむを得ず解約をしなければいけなくなるかもしれません。

3-2-4. 選べない長期の投資信託のようなもの

拠出型企業年金保険には多少利回りはあるものの、投資信託代わりに活用できるほどお得ではありません。

投資目的で利用するのであれば、たくさんの銘柄から選べる投資信託の活用をオススメします。

4.まとめ

拠出型企業年金保険は契約者と加入者の両方にメリットがあり、また契約者にデメリットがこれといってない、とても優秀な企業年金となっています。

企業年金選びに迷われている経営者の方は、ぜひ拠出型企業年金保険の活用を検討してみてください。

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