がん保険は適用される?知っておくべき上皮内新生物とは

2017年4月21日
がん保険
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せっかくがん保険に加入しているのに、いざ、がんにかかった時に保険が下りなかったという話を聞いたことがあります。

では、どんながんには保険が適用されないのでしょうか?

今回は、保険加入の前に確認しておきたい、がんの一種である上皮内新生物について、悪性新生物との違いや、保障内容の違い、ご紹介いたします。

1.上皮内新生物とは

上皮内新生物は良性新生物、上皮内がん、上皮内腫瘍とも呼ばれている「がん」の一種です。

上皮とは、体表面を覆う表皮や管腔臓器の粘膜などの総称で、腫瘍とは自律的に過剰に増殖するようになった組織・細胞の集団のことです。

上皮内がん・上皮内腫瘍は、腫瘍が上皮内や粘膜層内にとどまって、基底膜以降の組織に浸潤(腫瘍が他の組織に浸み込んで広がっていくこと)していない状態のことを指します。

上皮内単体
基底膜を腫瘍が超えていない場合、上皮内には血管・リンパ管が通っていないため、腫瘍がまわりの組織に広がりにくい状態となっています。

治療により腫瘍部分を完全に切除してしまえば完治する場合がほとんどであり、再発の可能性はないといわれています。
そのため、上皮内がん・上皮内腫瘍は適切な治療がおこなわれた場合、3年生存率は100%であるといわれています。

ですが、上皮内がん・上皮内腫瘍を発見してもそのまま放置してしまうと悪性腫瘍へと進行してしまいます。
生存率が高いからと油断せずに、発見したらすぐに治療をするべきです。

上皮内がん・上皮内腫瘍の対象となる病名としては、大腸の粘膜内がん、子宮頸がん等の上皮内がん、乳腺の非浸透性乳管がん、膀胱や尿管などの乳頭状非浸潤がんなどがあげられます。

2.悪性新生物とは

悪性新生物は悪性腫瘍とも呼ばれ、一般的にがんといわれるのは、こちらの腫瘍のことを指します。

上皮内新生物が表面にとどまっているのに対し、悪性新生物は腫瘍が基底膜を超えて他の組織や細胞に浸潤している状態のことを指します。

悪性

腫瘍が基底膜を超えて浸潤してしまった場合、血液やリンパ液によって腫瘍が運ばれ、さまざまな組織や他臓器に転移してしまう可能性が高くなります。

増殖し続けるのは上皮内腫瘍も同様ですが、悪性腫瘍の場合は周囲の正常な組織を破壊し、転移した正常な組織が死ぬまで増え続けていきます。
そして、上皮内腫瘍よりも細胞が増殖するスピードがはやいといわれています。

悪性腫瘍の場合、転移している病巣も含めて手術で取りきれなかった場合、再発の可能性があります。
そのため悪性新生物が見つかった場合は治療時の入院期間も長くなりがちです。

これらの理由から、がんの種類として上皮内新生物と悪性新生物は区別されています。

悪性新生物の対象となる病名としては、肝臓がん、すい臓がん、甲状腺がん、悪性リンパ腫、白血病などがあげられます。

ここまで、上皮内新生物と悪性新生物について解説いたしました。
上皮内新生物と悪性新生物どちらの場合でも、早急な治療が必要です。

しかし、いきなり治療費を用意することは難しいでしょう。
万が一に備えて、あらかじめがん保険に加入しておくと安心です。

がんの種類が違うように、上皮内新生物と悪性新生物では保険の内容も違います。
そこで、次からは2つのがん保険の保障内容について解説します。

3.上皮内新生物と悪性新生物の保障内容

3-1.通常のがん保険では保障されていない場合がある

上皮内がん・上皮内腫瘍は適切に治療をおこなえば完治がたやすく、再発や腫瘍が他の組織や細胞に転移することのない完治できるがんだといえます。

そのため、がん保険では上皮内がん・上皮内腫瘍は悪性新生物のがんとは区別されており、通常のがん保険では保障されていない場合があります。

最近は上皮内がん・上皮内腫瘍でも悪性新生物のがんと同様の保障内容となっている保険プランも出てきていますが、すべての保険会社がそうではありません。

また、上皮内がん・上皮内腫瘍の治療でも保障がされるものの、悪性新生物のがんと比べて減額されている場合もあるため、がん保険に加入する際はよく調べる必要があります。

3-2.女性のがん保険選び

とくに女性の場合は上皮内がん・上皮内腫瘍もちゃんと保障される保険を選ぶことをおすすめします。

なぜなら、非浸潤性の乳がんは乳房に上皮内がん・上皮内腫瘍が発生する症状で、悪性新生物による乳がん(浸潤性乳がん)と同様の治療が必要となる可能性があるからです。

なかでも乳腺の非浸潤性乳管がんは、乳管にそって腫瘍が拡がっていくことがあります。進行度合いによっては、乳房を全摘出しなくてはいけなくなります。

そうなると、上皮内がん・上皮内腫瘍の除去手術に加えて、乳房の再建手術などを受けることになり、そのぶん治療費がかさみ、浸潤性乳がんと同様の治療費が必要になるおそれがあります。

また、若い女性の場合は、他にも子宮頸がんが発症する可能性もあります。
子宮頸がんは初期段階だと上皮内がんですから、やはり上皮内がんの保障が必要でしょう。

保険プランをしっかりと調べて、上皮内がん・上皮内腫瘍でも悪性新生物のがんと同額の保障してくれる保険を選んで、万が一の事態に備えましょう。

3-3.男性のがん保険選び

男性の場合は、一般の医療保険でも十分に上皮内がん・上皮内腫瘍の治療費にあてることができます。
無理に悪性新生物のがんと同様に保障をしてくれる保険プランを選ぶ必要はありません。

悪性新生物は先進医療を受けるときの特約や、再発時のサポートをしてくれるオプションを追加することで保障を充実させることができます。
特約やオプションとして上皮内がん・上皮内腫瘍の治療を保障してくれる場合もあります。

また、がん保険は年齢により保険料が変わります。
特約やオプションは目安として男女ともに30代で約480円の追加料金で保障がされます。
特約やオプションが充実しているがん保険を選ぶようにするといいでしょう。

4.まとめ

上皮内新生物におけるポイントは以下の3つになります。

・上皮内新生物はがんだが、悪性新生物とは区別される初期のがん
・上皮内がんや上皮内腫瘍は適切な治療がなされた場合、3年生存率は100%に近く再発の恐れがない
・女性は子宮頸がん、乳がんにかかる可能性が高く、若い女性はとくに上皮内がんによる割合が高い

がん保険に加入をしていても保険プランに上皮内がん・上皮内腫瘍は対象外で保険がおりなかったということを防ぐためにも、加入の前にしっかりと調べておきましょう。

とくに女性の方は、上皮内がん・上皮内腫瘍と悪性新生物のどちらの場合でも同様のがん診断給付金、手術給付金を保障してくれる保険プランを選びましょう。

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