ガンの治療費いったいいくらかかるの?知っておきたい治療費事情

2016年8月9日
がん保険
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実際がんになった際、治療費はいったいどのくらいかかるのだろうと知りたい方は多いのではないでしょうか。

日本人の死因のトップでもあるがん。昔は不治の病と言われていたこともありました。

そんな恐ろしいがんという病気も、医療技術の目覚ましい進歩とともに新しい治療方法も開発され、次第に治るケースも増えてきました。

がん治療の選択肢が増えたことは良いことなのですが、場合によっては高額な費用がかかるケースもあるので注意が必要です。

そこで今回は、おおよそのがんの治療費をご紹介します。

1.がんになった時の治療費

1-1各部位(がんの種類)のおおよその入院日数と治療費

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※参考文献 厚生労働省 医療給付実態調査(平成26年) 統計表 第3表  疾病分類別、診療種類別、制度別数、日数(回数)、点数(金額)

例えば胃がんの場合でしたら、1回あたりの入院の平均日数が12.6日に対して、入院費は604,666円かかっていることになります。ただしこの金額は、あくまでも医療費の総額であって、実際に患者が負担する割合は、健康保険の自己負担分のみです。
つまり自己負担割合が3割とすると、181,399円です。
さらに健康保険には高額療養費制度というものがあり、月あたりの自己負担の上限額が決められています。窓口に支払うのは、高額療養費制度で決められた上限までとなるのですが、この高額療養費制度の詳細については後述します。

1-2高額医療費の自己負担金額

高額療養費制度とは、一口で言うと、「1か月の医療費の上限が決まっている」制度のことです。上限がいくらか? これは、加入している健康保険の種類と所得によって分けられていて、具体的には下記の表のとおりです。

所得区分 ひと月あたりの自己負担限度額(円)
年収約1,160万円~
健保:標報83万円以上
国保:年間所得901万円超
252,600+(医療費-842,000)×1%
<多数回該当:140,100>
年収約770~約1,160万円
健保:標報53万~79万円
国保:所年間所得600万~901万円
167,400+
(医療費-558,000)×1%
<多数回該当:93,000>
年収約370~約770万円
健保:標報28万~50万円
国保:年間所得210万~600万円
80,100+
(医療費-267,000)×1%
<多数回該当:44,400>
~年収約370万円
健保:標報26万円以下
国保:年間所得210万円以下
57,600
<多数回該当:44,400>
住民税非課税者 35,400
<多数回該当:24,600>

※多数回該当とは、直近の12か月間に既に3回以上高額療養費の支給を受けている場合を指します。
このように、治療費が高額になったり、治療期間が長期化した場合にも、自己負担する金額に一定の抑制されるという制度です。

1-3健康保険対象外の費用

※差額のベット代・食事代・退院後定期検査費や交通費・がん治療にかかる費用も記載願いします。
健康保険が適用され高額療養費制度の対象とならない費用として、考えられる費用は以下の内容になります。

・入院中の食事代
・差額ベッド代
・入通院にかかる交通費
・その他雑費

入院中の食事代は健康保険制度により決められており、1食360円になります。平成30年4月以降は460円になる予定です。差額ベッド代とは、通常6人部屋や4人部屋に入院するのですが、個室などのより良い環境を望んだ場合の発生する費用です(室料差額といいます)。

費用については、各病院によって違いますが、個室であれば一日10,000円から20,000円程度、特別室など設備やサービスが充実してくると10万円以上の費用がかかります。

交通費やその他雑費については、お住いのエリアや入通院される病院までの距離、ご家族構成など、それぞれの事情に大きく左右されます。

ここで参考になるのが、実際にがんの治療費がどのくらいかかったか?のデータになります。
保険会社が行ったがん罹患者に対するアンケートによると、健康保険適用外の費用を含めて、治療費の総額が200万円以内と回答している方が全体の85%を占めるということです。ちなみに、50万円程度が37.5%、100万円程度が31.5%、200万円程度が16%になります。

2、がんの治療内容

「がんになると多額の費用が掛かる」なんて話を耳にすることがあるかもしれませんが、がんの治療にどのくらいの費用がかかるのか、具体的に見ていきましょう。

がんの治療としては、有名なのが手術・抗がん剤治療・放射線治療のいわゆる「三大治療」と呼ばれるものです。がんの治療だけでなく、公的健康保険が適用される治療行為には「診療報酬点数」が付けられており、その点数に10を掛けたものが金額になります。自己負担は3割だとすると、診療報酬点数に3を掛けたものが、それぞれの治療行為の金額になります。

例えば、胃がんによる胃切除術は55,870点、ガンマナイフによる定位放射線治療は50,000点など、それぞれ点数がついています。当然、三大治療以外の治療にも点数があり、入院や検査など細かく分類されて点数がついています。

平成27年12月に厚生労働省が承認した抗がん剤の薬価が、⒈か月分として300万円かかるなんことも話題になりました。
ただし、先程の高額療養費制度により、一般的な所得の方であれば「月9万円程度の自己負担が上限」ということになります。
つまり、保険適用となるがんの治療費については、所得による違いはあるものの、ある一定額以上に自己負担が増えることはないという安心感はあるということは、是非押さえてください。

3.先進治療

3-1先進医療とはどのような治療か

先進医療とは、特定の大学病院などで研究・開発され、実施されている治療で、厚生労働省に承認されているものを指します。
がんの治療で有名なものは、「陽子線治療」「重粒子線治療」や「樹状細胞および腫瘍抗原ペプチドを用いたがんワクチン療法」などがあります。
先進医療の特徴としては、治療を受けられる医療機関が限られていることと、技術料が100%自己負担ということです。

3-2先進医療の医療費はいくらか。

先進医療にかかるコストは、100%自己負担になる為高額になるケースがほとんどです。

主な先進医療の内容 金額の目安
高周波切除器を用いた子宮腺筋症核手術 301,000円
陽子線治療 2,680,805円
重粒子線治療 3,086,340円
樹状細胞及び腫瘍抗原ペプチドを用いたがんワクチン療法 1,052,441円

 

まとめ

がんにもたくさんの種類があり、進行度合いや治療方法も千差万別です。

ただ、公的健康保険制度もあり、治療としてかかる費用は概ね収斂してきます。適切な備えを心がけましょう。

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