
がん保険の種類|定期型と終身型のメリット・デメリット
がん保険の内容は、大きく2種類に分けられることはご存知でしょうか?
がんは命に関わる重大な症状で、発症してしまった際には治療のために経済的な負担が必要となります。
こうしたリスクをカバーするがん保険のニーズは年々高まっており、平成27年の統計では生命保険加入者の6割以上ががん保険に加入していることが明らかになりました。
しかし、がん保険は「定期型」「終身型」などのタイプに分かれており、保険料や保障の内容といった特徴は大きく異なります。
がん保険を選ぶ際には、まずこれらの特徴の違いを理解することが大切です。
1.がん保険とは
1-1.がん保険の概要
がん保険とは、その名の通りがんに特化した保険のことです。
その他の保険とは異なり、がん保険には待機期間が設けられています。
保険商品によっては免責期間や不填補期間と呼ぶこともあります。待機期間が設けられていることで、保険会社との契約(申込書の提出・告知書の提出・1回目の保険料の払込)が完了しても、その後90日(3ヶ月)以内にがんになった場合は保障されず給付金等を受け取ることができません。
1-2.医療保険との違い
通常、医療保険では入院給付金や手術給付金がありますが、がん保険の場合はそれら以外に「診断給付金」や「通院給付金」が用意されています。
診断給付金とは、医師にがんと診断された場合に受け取れる給付金で保険金額は50万円~100万円が一般的です。入院給付金なら入院をしないと受け取れないですし、手術給付金は手術をしないと受け取れません。
しかし、診断給付金はまだ何も行われていない状態でも受け取れることから、がん保険に加入される多くの方が重要視しています。
通院給付金とは、抗がん剤などの通院時に受け取れる給付金で保険金額は通院1回につき5,000円~1万円が一般的です。
保険商品によっては、退院後の通院のみ保障するケースなどがありますので、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
なお、手術給付金は通常の医療保険と大差ありませんが、がん保険の入院給付金には支払限度日数が無制限という特徴があります。
2.がん保険の種類
がん保険は大きく分けて一定期間を保障してくれる定期型と、一生涯を保障してくれる終身型の2種類があります。
2-1.定期型がん保険
一定期間を保障してくれるタイプです。
その期間が終了し、そのまま保障を続けたい場合には「更新」をする必要があり、更新時には保険料が値上がりする特徴があります。
2-1-1.メリット
終身型に比べ、一定の年齢までは割安な保険料で保障を得ることができます。
また、子どもが小さいうちだけ加入するなどライフステージに合わせて一時的に保障をつけたり、定期的な見直しがしやすいなどのメリットがあります。
2-1-2.デメリット
保険商品により更新可能な年齢が異なりますが一般的に80歳~90歳までの更新となります。
更新をする度に保険料が高くなりますので家計状況によっては諦めなければならないケースも発生するかもしれません。
また、定期型のがん保険に加入したあと、がんになってしまうとその後は「更新する」以外の選択肢が難しくなるので注意が必要です。
2-1-3.定期型がん保険に向いている人の特徴は?
「医療保険には加入しているけれども、子どもが小さいうちだけはもっと手厚い保障が欲しい」と考える人や、「終身型がん保険に加入したいけれども、保険料が高くて支払いが難しい」と思っている人におすすめと言えるでしょう。
2-2.終身型がん保険
一生涯を保障してくれるタイプです。解約しない限り保障が続き、保険料も加入時からずっと変わらないという特徴があります。
2-2-1.メリット
更新がなく保険料も上がらないので、同じ期間だけ定期型がん保険に加入するよりも支払う保険料の総額が少なくて済みます。また、加入後にがんになってしまっても、解約しない限りはずっと保障されますので、一生涯の安心が得られるというメリットがあります。
2-2-2.デメリット
特に若いうちは定期型がん保険と比べて月々の保険料が割高に感じる可能性があります。
しかし、今の終身型がん保険を解約して新しい終身型がん保険に加入しなおしたりしない限りは、保険料の支払総額でみると定期型がん保険よりも安くなります。
2-2-3.終身型がん保険に向いている人の特徴は?
長期的な安心を得たい人におすすめといえるでしょう。
できるだけ若いうちに加入し、なるべく早めに保険料を払い終えることで、老後に向けてさらなる安心を得ることができます。
3.まとめ
定期型と終身型のがん保険の特徴を紹介しましたが、それぞれの違いを理解していただけたでしょうか?
このように、がん保険にはさまざまなタイプがあり、年齢や経済的な状況などに適した保険に加入することができます。
がん保険を選ぶ際には、条件の違いをよく比較して、一番自分に適していると思える保険を見つけましょう。
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